角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)は、起業家を目指すことでイノベーティブな考え方を学び、日本や世界を支える人材の育成を目的とする実践的な課外活動「N高起業部」から、知識や経験が全くなくても、ゼロから起業やビジネスとは何かを学ぶことができる「N高アントレ」をスタートすることを発表した。

「起業する」となるとハードルは高いが、どのようなものか知りたいという生徒を募集し、起業やビジネスの基本について学ぶ機会通じて、アントレプレナーシップ(起業家精神)やビジネスマインドの習得を目指すという。

活動は、オンライン授業を中心に、Slackでのディスカッションやワークを用いながら、起業やビジネスの基礎基本を知り、世の中にあるサービスや顧客のリサーチを経て、最終的には自分で新しいサービスプランを考えていくというもの。

指導には、中小企業庁起業家教育の「標準的カリキュラムのためのマニュアル」の監修に携わったN高起業部顧問だけでなく、N高起業部OBOGもメンターとして指導に加わるとのことだ。

9月2日に初回授業を行い、これから3月までの活動目標を確認した上で、座学とワークを交えた授業を通して、そもそもビジネスとは何か、なぜ“良いビジネス”が必要なのかを学び始めていくとしている。

なお対象者は、起業やビジネスに興味があり、4月~5月に行われたN高起業部の説明会に参加した生徒のうち希望者が参加対象となっている。