USEN-NEXT HOLDINGSは、子会社としてUSEN FB Innovation（以下、UFBI）を設立したと発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を起因とし、今春以降、飲食店への大きな逆風が続いている。

閉店や休業が相次ぎ、現在は営業を再開している店舗でも、宴会自粛による客数減、営業時間短縮による回転数減、座席間隔確保による席数減、感染防止対策のコスト増など、未曾有の厳しい状況に置かれている。

同社グループは、With/Afterコロナ時代にマッチした飲食店の未来を創造し、同社グループのシナジーを生かしつつ、飲食店へ向けた総合的な支援をしていくことを目的とし、新たにUFBIを設立した。

UFBIは、同社グループのDX商材となる「Uレジ/Table Top Order」といったオーダーソリューションから、電力/ガスなどのコスト削減商材、さらにはグルメメディアである「ヒトサラ」に至るまで、オーナーニーズにあった豊富なラインナップで飲食店の課題解決・価値創出に貢献し、外食ビジネスの発展につなげていくとしている。

また、既存のグループ取扱いサービスに加え、外部の飲食店向けサービスも併売する体制とすることで、同社グループ全体での営業効率や収益力の向上を図るという。

デリバリーやテイクアウトの大幅な需要の高まりを受け、UFBIが関連事業者と連携し、取次販売も行っていくことで、さらなる収益源拡大を目指すとのことだ。

UFBIは、新しい捉え方でAI・IoTを活用したサービス・仕組みを取り入れ、同時にDXを推進しながら、飲食店の新たな価値を生み出すことに貢献していくとしている。