日産自動車と近畿日本ツーリスト首都圏(以下、近畿日本ツーリスト)は、両社にて共同企画・商品化した、電気自動車(EV)を活用した旅行商品「‘E’Vacation(いい休暇)」を、 近畿日本ツーリストにて販売開始したことを発表した。
withコロナの時代においては、人混みを避けながらの自動車での旅行スタイルに支持が高まっている。
昨今のコロナ禍における新しい旅の形として、今回両社が発売する商品は、日産自動車が展開するカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を利用し、神奈川県・静岡県内の電気自動車用充電器が設置してある旅館・ホテルに宿泊する、というパッケージ企画。
同企画は、日産自動車が推進する、CO2排出ゼロの電気自動車を活用しゼロ・エミッション社会の実現を目指す「ブルー・スイッチ活動」と、近畿日本ツーリストが多様な顧客ニーズに応える新しい「with コロナの旅行プラン」造成への積極的な取り組みにおいて、両社が賛同し、実現したものであるとのことだ。
同旅行商品の設定期間は9月16日~12月30日出発(12月31日返却)。宿泊施設は、いずれも電気自動車充電器設置済みの施設となり、神奈川県は龍宮殿(芦ノ湖畔蛸川温泉)、箱根高原ホテル(芦ノ湖畔湖尻高原)、静岡県は日本平ホテル(静岡市日本平)となる。
日産自動車、近畿日本ツーリストは、今回の協業を機に、地球温暖対策を含む環境活動の推進や、コロナ禍での観光業活性化にむけた取り組み、地域社会の支援を共に推進していくとしている。