丸井グループとみんな電力は、利用客が再エネ電力を利用することで、CO2を削減する「みんなで再エネ」プロジェクトをスタートすることを発表した。

丸井グループが発行するクレジットカード「エポスカード」の会員に対し、再エネ電力の利用をかんたんに申し込めるサービスを開始するとともに、「みんな電力 エポスカード」の発行をスタートする。

再エネ電力の利用申し込みサービスは、エポスカードのポータルサイト「エポスNet」内の特設ページの入力画面から、利用客が電気の検針票の写真を撮影するだけで申し込めるサービスを9月中旬からスタートするとのことだ。

エポスカードとみんな電力で、契約に必要な利用客の基本情報をデータ連携することで、契約手続きをスムーズに行うことが可能になるという。

また、エポスカード会員向けの再エネ電力100%プラン「エポスプラン」を用意し、WEBサイトやアプリ、Eメールで訴求するほか、マルイ店舗でも勧めていくとしている。

エポスプランでは、太陽光・風力・水力による再エネ電力に加え、FIT電気分として環境価値を持つ非化石証書などを組み合わせることで、実質的に再生可能エネルギー100%の電力を提供。

みんな電力のWEBサイト内の特設ページでは、エポスプラン加入者全員分の
CO2削減量を、わかりやすく表現するとのことだ。

「みんな電力 エポスカード」の発行については、10月より発行を開始していくとしている。

入会時には、1枚につき1,000円が、再エネ発電所に寄付され、2021年4月からは、廃棄プラスチックなどを使用した環境配慮素材に切り替え、よりサステナブルなカードとして進化するという。

同社は、さまざまな形で環境課題解決に向けた取り組みを進め、2024年度までに利用客と一緒に年間100万トンのCO2削減を目指していく方針を示している。