サイバーエージェントは、エンターテインメント業界向けにオンラインイベント配信プラットフォームを提供する新子会社としてCyberArrow(読み:サイバーアロー)を9月1日に設立したと発表した。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イベントの上限人数が制限されるなど多くのエンターテインメントイベントは規模縮小や中止を余儀なくされている。
こうした背景のもと、同社はエンターテインメント産業における収益化のデジタルシフト支援を専門に行う子会社としてOENを4月に設立し、6月にはテレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」において有料オンラインライブ機能「PayPerView」を開始するなど、エンターテインメント領域のデジタル変革を後押しする取り組みを行ってきた。
今回設立するCyberArrowは、ファンとの交流イベントから大規模イベントまでオンライン上で開催できるオンラインイベント配信プラットフォームを提供する会社として設立。
ファンはチケット購入によってイベント参加が可能となり、同サービスは今秋の提供を目指し開発を進めているとのことだ。
CyberArrowでは同サービスを通じ、有名人や芸能人がファンと集まり、交流することができる場をオンライン上で提供するとともに、エンターテインメント産業のデジタル変革を応援していくとしている。