ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、新型コロナウイルス感染症による影響で、例年とは異なる状況で勉強と向き合う受験生の困り・悩みを解消する目的で、無償サービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を 9月2日より開始することを発表した。
第一弾のコンテンツとして、高校・大学受験に関する最新情報や受験対策法を解説する「入試セミナー」を開催。
中学3年生向けには、47都道府県別に、各地域に合わせた受験戦略を解説し、 ベネッセ 教育情報フォーラムの専用アプリでは、セミナー視聴や最新入試情報を受け取ることもできるとのことだ。
具体的には、47都道府県別高校入試セミナー・全国8エリア別大学入試セミナー・最新の受験情報ニュースが同アプリ内で無償提供される。
47都道府県別高校入試セミナーでは、都道府県ごとに出題傾向が異なる高校入試情報を都道府県別に提供し、セミナー中に受講者からの質問に講師が回答する。
全国8エリア別大学入試セミナーでは、大学入試情報を全国 8 エリア別にオンラインライブセミナー形式で提供。こちらもセミナー中に受講者からの質問に講師が回答する形式となっている。
また、コロナ影響で今後も変更の可能性がある「受験情報」「入試情報」について、最新情報を迷わず一括で閲覧できるよう、アプリで最新ニュースを配信するとのことだ。
一方、中3・高3の学習を支援するため「受験対策教材」の無償提供も実施していくとしている。
中3向けには、入試直前 FINAL(理科・社会)を提供。高3向けには、共通テストトライアルが提供される。
今回、ベネッセ 教育情報フォーラムの新規サービス開始の背景には、8月に実施した「コロナ禍における受験生影響調査」があり、そこで明らかになった受験生が抱える困り・悩みに対し、解決の糸口になるようなサービス・アプリの設計を行ったとしている。