USEN-NEXT GROUPのTACTは、沖縄セルラー電話(以下、沖縄セルラー)およびUQモバイル沖縄に対して、新型コロナウイルス感染症対策の強化を目的に、非接触式の体温測定で自動的に体温を検知することが可能なAI 検温システム「AI コンシェルジュ for サーモグラフィ」を提供することを発表した。

沖縄通信ネットワーク(以下、OTNet)を通じて、沖縄県内の沖縄セルラー直営店 au NAHA(1店舗)および auショップ全店(72店舗)とUQモバイル沖縄のUQスポット全店(6店舗)へ9月以降順次提供していくとのことだ。

AIコンシェルジュ for サーモグラフィは、約1秒で非接触による体温検知機能を備えており、精度は±0.3℃。

設定体温閾値を超えるとアラートが鳴る。スタンドアローンで稼働可能となっている。

顔認証機能もついており、設定体温閾値は変更可能。

なお、沖縄セルラー・UQモバイル沖縄は、県民の重要なライフラインである「携帯電話(通信)」の継続利用を担うという役割を果すため、新型コロナウイルス感染症対策を目的とした以下の取り組みも実施している。

・消毒液や販売スタッフへのマスク配備による衛生管理の徹底
・受付カウンターへのパーテーション配備による飛沫感染防止
・店舗での混雑・待ち時間の低減のため、利用者に事前予約を推奨

今回、同社のAIコンシェルジュ for サーモグラフィを提供することにより、利用客と働く従業員のさらなる安全確保を非接触で効率的に実施することが可能としている。

将来的には検温機能と受付機能を統合し、受付という作業の中に違和感なく検温を組み込めるようなシステムを検討し、検温漏れゼロを目指すとのことだ。