三菱地所が、有楽町においてイノベーション拠点「Shin Tokyo 4TH」をオープンすることを発表した。

ShinTokyo4TH

三菱地所は、丸の内・有楽町エリアにおける 2020 年以降のまちづくりを「丸の内 NEXTステージ」と位置付け、イノベーション創発とデジタル基盤強化を通じ、 個人のクオリティオブライフ向上と社会的課題の発見・解決を生み出す仕掛けづくりを推進してきた。Shin Tokyo 4THは、その重点エリアの一つである有楽町にオープンし、同取り組みの拠点となる。

同拠点では、DX やオープンイノベーションを促進する企業を誘致。三菱地所によれば、入居企業がアクションを仕掛け、フロアやビル、まちを触媒として化学反応を起こし、社会に対して新たな価値を生み出せるような拠点にしていきたいという。

また、同社は、有楽町再構築の大きな柱の一つに文化・芸術を掲げ、様々なアートプロジェクトを進行しているが、同拠点でも現代アートを導入することで、「アート×オフィス」が融合した新たなオフィスショーケースを目指していくとのことだ。

なお、同拠点の最大の特徴となる入居企業は9 社。

“丸の内産IT エンジニア”を育てるプログラミングスクール「TECH CAMP」を運営するdiv や、自動運転社会を見据えたMaaS 事業を展開するMONET Technologies、新規事業の代理出産モデルを手掛けるボーンレックスなど、入居企業自らが社会のDX 化やデジタル化、オープンイノベーションを促進、積極的にイベントや情報発信を実施するなど交流や社会への働きかけを行っていくとのことだ。