Kyashが9月7日付で一部サービス内容の変更を含むアプリのアップデートを行うことを発表した。
これにより、本人確認が完了しているユーザーは
- 銀行口座からKyashアカウントへの直接入金
- 出金先の銀行口座を登録し、Kyashの残高を銀行口座へ出金
の2点が可能となる。
Kyashは、ウォレットアプリ「Kyash」を提供する企業。Kyashと同期でき、ICチップや非接触決済機能を搭載したカード「Kyash Card」の提供も行っている。
今回のアップデートにより、既に本人確認を行いKyash Cardを有効化されているユーザーは「本人確認アカウント」、そうでないユーザーは「本人確認未完了アカウント」に移行される。
銀行口座からKyashアカウントへの直接入金
本人確認アカウントでは、9月7日より銀行口座をKyashに登録することで、銀行口座からKyashアカウントへ直接入金できるようになる。
対応銀行は上記の10行でスタート。順次追加予定となっている。
出金先の銀行口座を登録し、Kyashの残高を銀行口座へ出金
さらに出金先の銀行口座を登録することで、Kyashの残高を銀行口座へ出金することも可能に。
こちらは入金に利用できる10行だけではなく、全銀ネットを利用しているほとんど全ての金融機関の銀行口座を出金先口座として利用できるとのことだ。
その他アップデート
Kyashをより安心・安全に利用できるよう、不正補償制度を開始。不正利用時の補償制度を利用規約に明記し、9月7日より適用される。
加えて、今回のアップデートに伴い、クレジットカードやデビットカード、Kyashポイントなどからチャージした残高は送金としての利用が不可に。
また、本人確認が済んでいない場合、送金利用もできない仕様となっている。
そのため、Kyashユーザーは、本人確認アカウントに移行しており、銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、銀行ATM(ペイジー)から入金された残高に限り、送金・出金が可能になるとのことだ。