三菱地所と丸紅が出資する丸の内ダイレクトアクセスは、2021年7月、大手町地区の中でも東京駅から至近の常盤橋エリアに新たなデータセンター、「大手町第 2 データセンター」を開設することを発表した。
同データセンターは、2001年に丸の内地区に開設した「丸の内データセンター」、2012 年に大手町地区に開設した「大手町データセンター」に続く、3件目になるという。
既存の丸の内データセンターと大手町データセンターについては既に高稼働の状況とのことだ。
今回更なる需要に対応すべく、新たに「大手町第 2 データセンター」を開設することを決定した。
加えて、三菱地所が大手町・丸の内・有楽町エリアの新しいまちづくりとして進める「丸の内 NEXTステージ」で、イノベーション創発とデジタル基盤強化を通じ、個人のクオリティオブライフ向上と社会的課題の発見・解決を生み出すまちづくりにおいて、重要なインフラとして機能する役割も担う。
同データセンター内には、生体認証をはじめとする高度なセキュリティに加え、災害対応として、約72時間継続稼働可能な非常用発電機を装備し、高い安全性を確保。
大手町地区に集積する複数の大手 IXやデータセンターと自社の光ファイバー網で直結できる強みを生かし、通信ロスのない快適なインターネット相互接続環境を提供するという。
丸の内ダイレクトアクセスは、大手町・丸の内・有楽町地区のまちの IT インフラとして、オフィス直結型のデータセンター及び光ファイバーの提供を通じて、このエリアの「安心・安全・快適なまちづくり」の一翼を担っていくとしている。