経済産業省は27日、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するために、課題及び対策のあり方を検討するための研究会を設置したことを発表した。
同研究会では、学識者・IT業界・ユーザ業界の有識者により、DXの推進に向けた全体像の検討・確認を行う。
また、ワーキンググループでは有識者等により実務的な個別論点の検討を進め、DX推進に向けた課題と提言をまとめるとしている。
第1回研究会は8月27日に開催し、順次進めていく予定。
なお、企業や委員各位による率直かつ自由な意見交換を確保するため、同研究会は非公開とするが、議論の途中経過は公表していくという。
経済産業省は、ベンダ企業の提供すべき価値やあり方、DXを推進するうえでのユーザ企業との新たな関係性についても検討することが必要になっているため、コロナ禍による変化を明らかにし、DXを推進していくための課題及び対策のあり方について検討を進めることを目的として、同研究会の実施を決定したとのことだ。