KADOKAWAは、経済産業省中小企業庁より「令和2年度起業家教育事業」を受託し、グループ会社である角川アスキー総合研究所と共に、全国の高等学校等を対象とした起業家教育の自走化に向けたサポートを実施すると発表した。
同事業は、平成30年度より起業家教育事業として引き続き行っているものであり、これからの時代に必要な起業家マインドや起業家的資質・能力の育成を目的に、教育現場での起業家教育を推進する取り組みとなっている。
これまでに様々なセミナー・展示交流イベントを実施してきたKADOKAWAの企画力と、教育事業をはじめとする数多くのスタートアップ支援を手掛けてきた角川アスキー総合研究所の知見を活かし、教師、生徒、そのほか参加者への起業家マインドや起業家的資質・能力の育成を図る内容を提供。
昨年度好評だった起業家教育プログラムのほか、今年度は新たに、起業家による講演や高校生等を対象としたビジネスプランコンテストといった企画も実施するという。
さらに、これまで実施してきたノウハウを活かし、すべての内容においてオンライン対応が可能となっているとのことだ。
また現在、全国の高等学校等を対象に講演実施校を募集。講演の実施校に対しては、実施までのプロセスを事務局としてKADOKAWAグループがサポートするとしている。
ビジネスプランを発表するコンテスト形式のイベント開催についても、起業家教育プログラム実施校はもちろん、全国的な起業家教育の醸成に向けて、全国の高等学校等を対象に幅広く参加を募る予定であるとのことだ。
今後もKADOKAWAでは、グループ内の連携を一層強め、幅広い事業展開を推進していくとしている。