図書印刷は、企業のデータマーケティングを支援する高速データ統合サービス「TECコンビネーション」の販売を開始したと発表した。
同サービスでは、データの受領からレポートの提出までの処理時間に加えて、導入の同サービスの特長。管理の項目や指標など、可視化に必要なノウハウは、図書印刷の培ってきた経験とRFM分析のフレームワークに基づきパターン化しているため、導入にかかる工数やコストを大幅に削減することが可能。
同社の専任コーディネーターが、分析プランを提案する。分析プランは、計5種類(集客分析、商品分析、カスタマー分析、業績分析、物流分析)となっており、ユーザーはレポートから課題を読み取ることができるため、アクションプランの具体化、迅速な意思決定などが期待されるという。
デジタルマーケティングに取り組む企業が増える中、分析の基盤となる情報量は格段に増えている。しかし、データマーケティングにおけるリソースやナレッジ不足に直面し、データの利活用を実現している企業はごくわずかであるのが実情となっている。
また、国内の人口減少や新型ウイルスの影響を受け、新たな販売チャネルを模索する企業も増加傾向にある。
このような課題を受け、図書印刷は、幅広いデータの自動統合とデータマーケティングの実施に必要な集計をスピーディに提供する同サービスを開発したとのことだ。
同社は、流通・通販業界のECビジネスの拡大を検討している、またはデータマーケティングを推進していきたい企業を中心に展開し、データの価値化を支援していくとしている。