ヤフーとヤマト運輸は、インターネットオークションサービス「ヤフオク!」、フリマアプリ「PayPayフリマ」において、非対面配送の連携を強化すると発表した。
9月1日から、ポスト投函型配送サービス「ネコポス」を出品者による送料負担の場合、従来の全国一律195円から、個人間取引の中でネコポス最安の全国一律170円に変更するという。
一般的なポストにそのまま投函可能なサイズ(A4サイズ、厚さ2.5cm、1kg以内)であり、非対面配送が手軽に実践できるサービスとして、これまで以上に利用しやすい価格に設定したとのことだ。なお、送料を落札者負担に設定する場合も、210円(従来225円)に変更するという。
また、「置き配」をはじめとした、EC利用者の多様なニーズに応えることを目指したヤマト運輸の新商品「EAZY」を、ヤフオク!、PayPayフリマに導入予定。
まずは今秋、PayPayフリマが先行して導入し、その後ヤフオク!にも対応予定としている。また、すでにYahoo! JAPANが運営するPayPayモール、「Yahoo!ショッピング」の一部のストアには導入を完了しているとのことだ。
さらに、ヤフーの「ヤフネコ!パック」ページで、宅配便ロッカー「PUDOステーション」の設置希望場所に関するアンケートを実施し、一般ユーザーからの回答を9月21日(予定)まで受け付ける。アンケートの集計結果はヤマト運輸とPackcity Japan(以下、パックシティジャパン)が分析しPUDOステーションの増設場所候補を検討していくとしている。
ヤフーとヤマト運輸は、今後も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「新しい生活様式」に順じた、ユーザーがより安全で安心に、かつ利便性高く利用できる配送サービスを提供していくとのことだ。