NTTコムウェアら、BLOF理論に基づいた有機栽培を実践できるクラウドサービスを開始

エヌ・ティ・ティ・コムウェア(以下、NTTコムウェア)は、ジャパンバイオファームと共同で、営農支援クラウドサービス「BLOF®ware.Doctor」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、NTTコムウェアがジャパンバイオファームと開発し、全国の農業協同組合や農業法人、個人農家を対象に提供するもので、高品質・高栄養価・高収量な農作物を、“土づくり”に着目して科学的・論理的に生産するBio Logical Farming(バイオロジカルファーミング)(BLOF)理論に基づく有機栽培を簡単に実践できるクラウドサービス。

BLOFware.Doctorでは、ジャパンバイオファーム独自の作物ごとのミネラルバランスやpHの計算ロジックをNTTコムウェアのICT技術を用いてシステムに組み込み、水稲や野菜、果樹等の栽培作物に応じた施肥設計・圃場管理・肥料管理・営農作業記録などの農業工程をサポートする機能をクラウド上でセキュアに提供する。

加えて、BLOFware.Doctorを通じて、BLOF理論の有識者であるインストラクターからの圃場状態や作物生育状態に応じたアドバイスや、BLOF理論に基づく有機栽培のポイントやガイダンスを確認することができる「グローイングマップ」も提供するという。

これにより、BLOF理論を実践するためのノウハウを、生産者の習熟状況に応じていつでもどこでも学ぶことができ、より多くの生産者が高収量・高品質な有機栽培を実現できるようになるとのことだ。

なお、8月25日からは水稲に対応し、2021年度からは野菜全般や果樹全般にも対応する予定としている。

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