公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、パラリンピック開催1年前の2020年8月24日より、東京2020公式ライセンス商品「東京2020公式アートポスターコレクション」を発売すると発表した。
東京2020公式アートポスターコレクションは、東京2020公式アートポスター全20作品(オリンピックをテーマとした12作品、パラリンピックをテーマとした8作品)の公式ライセンス商品。
オリンピックをテーマとする作品の制作者は、以下の12名。
浦沢 直樹(漫画家)
大竹 伸朗(画家)
大原 大次郎(グラフィックデザイナー)
金澤 翔子(書家)
鴻池 朋子(アーティスト)
佐藤 卓(グラフィックデザイナー)
野老 朝雄(美術家)
ホンマタカシ(写真家)
テセウス・チャン(アートディレクター)
クリス・オフィリ(アーティスト)
ヴィヴィアン・サッセン(写真家)
フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト)
パラリンピックをテーマとする作品の制作者は、以下の8名。
荒木 飛呂彦(漫画家)
柿沼 康二(書家)
GOO CHOKI PAR(グラフィックデザイナー)
新木 友行(アーティスト)
野老 朝雄(美術家)
蜷川 実花(写真家・映画監督)
森 千裕(美術家)
山口 晃(画家)
第1弾としてポスターをはじめ、ポストカード、クリアファイルなど10種類(129アイテム)の商品を発売するとのことだ。
20世紀初頭から、各大会の組織委員会は、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するためにポスター制作を始め、近年では、パラリンピックも含めて国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作するようになったという。
また、現在では、アートポスターは、オリンピック・パラリンピックにおいて欠かすことのできないものになっているとのことだ。
なお、東京2020組織委員会は今後、東京2020公式アートポスターを制作したアーティストのオリジナル商品の発売も予定している。