ファンファーレは、廃棄物回収に特化したAIによる配車計画の自動作成サービス「配車頭(ハイシャガシラ)」を正式リリースすると発表した。

加えて、Coral Capitalを引き受け先とした総額3,000万円のシードラウンドの資金調達を実施したという。

配車頭は、廃棄物の収集運搬に特化したAIを用いた配車管理サービス。AIによる配車計画の最適化により、複雑で手間だった配車計画作成に必要な作業時間を1/100以下にするという。

それによって、限られたドライバーリソースをより効率的に活用し、労働人口不足解消への貢献を目指す。また、配車計画の作成業務は担当者にとって労働時間が長く、精神的負荷が高いことから離職率の高い役職となっており、その緩和にも繋がるとのことだ。

現在のサービスは配車計画の作成に特化しているが、今後は受発注のオンライン化による発注の効率化や、収集運搬後の処理の効率化にも対応していく予定としている。

なお、今回調達した資金については、より多くの人にサービスを利用してもらうための営業体制強化、サービスリリースに伴うカスタマーサポートの拡充などに活用する予定とのことだ。