三菱UFJ銀行とウェルスナビは、新たな資産運用の選択肢の提供を目指し、業務提携契約を締結した。

今秋、三菱 UFJ 銀行の利用者向けにロボアドバイザー「WealthNavi for 三菱 UFJ 銀行(仮称)」の提供を開始する予定としている。

WealthNavi for 三菱UFJ銀行は、世界の富裕層や機関投資家が実践する「長期・積立・分散」の資産運用を、テクノロジーの力で自動化。

6~7つの ETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万1000 銘柄に分散投資するという。

資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行われる。

スマホやパソコンから5つの質問に答えることで、一人ひとりに合った運用プランを提案し、いつでも資産の状況を確認できるとしている。

また、手数料は預かり資産の 1%で、資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開しており、ホームページ上で閲覧することも可能となっている。

両社は、今回の提携を通じて、働く世代に新たな資産形成の選択肢を提供していく方針を示している。