三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の連結子会社である三菱UFJ銀行は、大阪府、大阪市、堺市、公益財団法人大阪産業局(以下、大阪産業局)と「スタートアップ・エコシステムの構築・拠点都市形成に関する連携協定」を締結したと発表した。
近年、新産業育成やイノベーション創出の必要性が広く認識され、スタートアップ支援やオープンイノベーションの取組みが活発化している。
同行は、2019年5月に「成長産業支援室」を設立し、スタートアップ支援に取り組んできたが、これまでの取組みをさらに発展させるべく、MUFGと共に2020年度内を目途に大阪市内へのイノベーション創出拠点新設を計画しているとのことだ。
イノベーション創出拠点の新設を通じ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって多大な損失が出ている地域経済の活性化および大阪のスタートアップ・エコシステム形成をサポートしていくという。
また、同行は、同協定を通じ、大阪府、大阪市、堺市、大阪産業局と協力し、大阪でのスタートアップ・エコシステム形成の促進によるスタートアップの成長支援および2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた地域経済の活性化への貢献を果たすとしている。
なお、イノベーション創出拠点新設に関しては、詳細が決定し次第、公表するとしている。