デサントジャパンは、息苦しさとムレを抑制し身体を動かす際にも快適に着用できるようこだわった「DESCENTE ATHLETIC MASK(デサント アスレティック マスク)」を発売したと発表した。

DESCENTE ATHLETIC MASKには、デサントがスポーツウエア開発で培ってきた知見を活かした機能を搭載。身体を動かす際や、真夏の厳しい暑さの中でも、快適に飛沫エチケットに気を配ることができるという。

同社は、今回の商品でこだわったポイントは、呼吸のしやすさ、ムレの軽減、快適な付け心地の3つであるとしている。

立体構造にし、マスクと口の間に適度な空間を確保。あご部分にはゴム紐を縫い付けて通気口をつくり、マスク内でこもりがちな呼気を下から適度に逃がせるようにし、呼吸をしやすくしたという。

また、素材には、衣服内の不要な熱を逃がすことでクーリング機能を発揮する同社独自開発素材である「Coolist D-Tec(クーリストディーテック)」を使用。

この素材の特徴である「水分の吸収・蒸発サイクルを早くすることで気化熱を継続的に生じさせる」点を生かし、汗や呼気に含まれる水分や熱を素早く蒸発させることで高温多湿の環境下でもマスク内を涼しく爽やかな状態に保つようにしたという。

さらに、同社オリジナルの設計(マウスシールド方式)で、紐の支点を一か所にすることで、顔が生地に覆われる部分を少なくし、マスク着用時の不快感・閉塞感を軽減。両サイドの紐には長時間の着用でも耳が痛くなりにくいよう、伸縮性のあるニット素材を使用し、長さを調整できるアジャスターも付いているとのことだ。

同商品は、「暑熱対策をしつつ飛沫を防ぎたい」という学校現場のニーズに合致したことから、秋田県秋田市立の小・中・高等学校に通う全生徒を対象に、夏休み明けの8月下旬より随時、学校内で着用するマスクとして配布される予定であるとしている。

カラーはホワイトとネイビーを用意。サイズは、S/M/Lと子どもから女性、男性のそれぞれに向け展開。

なお、9月中旬より、同社オンラインストア「デサントストア」、と直営店舗である「DESCENTE STORE 目白」、「DESCENTE TOKYO」、「DESCENTE STATION」の3店にて数量限定で一般発売されるとのことだ。