JTBグループで上質な旅行を企画・実施・販売するJTBグランドツアー&サービス(以下、JTBグランドツアー)は、新たな旅行商品として、「日本の魅力を知り、海外を想う旅」を8月20日に発売開始した。

JTBグランドツアーでは、創設当初から徹底した少人数制の海外パッケージツアーを手掛け、多くの利用者に海外の魅力を伝えてきた。

今回、新型コロナウイルスの感染拡大により海外旅行そのものが困難になっている現状において、国内旅行を本格的に始動することになったという。

そこで、「JTBグランドツアーらしい国内旅行をつくれないか?」「オンラインやバーチャルではなく、少しでもリアルに『海外』に想いを馳せることはできないか?」と考え抜いて生まれたのが、このシリーズであるとのことだ。

例えば、兵庫県にある「竹田城跡」が「日本のマチュピチュ」と呼ばれていることは有名であるが、その他にも「日本のウユニ塩湖」、「日本の青の洞窟」のように、日本の観光地が海外に例えられることがあるという。

同商品では、かつてマチュピチュを訪れた人が「日本のマチュピチュ」の魅力を知るとともに、懐かしいペルー旅行に想いを馳せたり、いつかウユニ塩湖へ行きたいと憧れている人が、「日本のウユニ塩湖」を訪れることで、ボリビア旅行への想いを募らせたり、そんな「国内旅行と海外旅行がリンクする旅」を提供するとしている。

なお、JTBグランドツアーの海外旅行同様に、参加者の要望に沿えるよう、全ツアー10名限定、4名からツアー催行となる。そのため、部屋数の少ない隠れ家的な宿の手配や、「出発前アンケート」での要望の実現が可能となるとのことだ。

また同社は、今回のツアーについて、日本旅行業協会の「新型コロナウイルス対応ガイドライン」やJTBとしての安全基準を順守することを条件とし、各自治体や観光地の関係者と相談をしながら催行を判断するとしている。

JTBグランドツアーは、旅行という形のない商品を「国内」や「海外」という枠にとらわれず、地球そのものを一つの舞台としてとらえ、今後も安心して楽しめる旅を提供し、社会に貢献するとのことだ。