C Channeは女性向け動画メディア「C CHANNEL」のアプリサービスを2020年9月末にて終了すると発表した。

なお、アプリで配信していた動画は、C CHANNELのウェブサイトへ掲載され続けるとしている。また、今後に至っては、SNSを中心としたコンテンツ配信により一層注力していくとのことだ。

同社は、今回、アプリサービス終了の経緯として、SNSでの動画閲覧が一般的になった昨今においてC CHANNELアプリの役割を終えたと判断したとしている。

また、自社独自のアプリからの情報配信よりも、同社の強みである国内最大のSNSフォロワー数“2,300万フォロワー”を活かすべく、SNS運営をより強化すると決定し、FacebookやInstagram、Twitter、YouTube、LINEだけでなく、最近はPinterestやTikTokにおいて、更なる動画を使用した情報発信をしていくとのことだ。

さらに、ここ数年強化している所属YouTubeクリエイターや、2020年4月に開始したマイクロ・ナノインフルエンサーが参画するマーケティングプラットフォーム「Lemon Square」の2,500人の登録インフルエンサーなどのネットワークからの情報発信も強化することでメディア発信のエコシステムを作っていくという。

なお、今後SNSがECプラットフォームになる流れに合わせ、EC事業も強化していくと発表。

同社は、メディアエコシステムのネットワークを活用し、「動画×EC × SNS ×インフルエンサー」で企業のDX化を支援していくとしている。