アイリスオーヤマは、奈良県田原本町と「災害時における物資等の供給支援に関する協定」を締結したと発表した。
同協定は、大規模な地震、風水害等の災害が発生した場合において、避難生活の質の改善を図ることを目的としている。
これにより、田原本町が同社に提出する「災害時支援要請書」に必要な品目を記載し、支援物資として食料品や生活必需品などの物資を供給することで支援を行うとのことだ。
田原本町長 森 章浩氏は以下のように述べている。
「東日本大震災での対応やコロナウィルス感染拡大に伴うマスクの逸早い国内生産など国民のみなさまの安心安全に取り組む姿に感銘を受けており、本日、本協定を結ばせて頂いたことに大変感謝しております。
初めての工場拠点以外の地域との防災協定ということで共に良いまちづくりができればと思います。近年は大規模な自然災害が多発しておりますが、災害時にペットを手放したり、ペットがいることを理由に避難所での生活を断念する方がいらっしゃることにもどかしさを感じておりました。
田原本町も年々ペットを飼われるご家庭が増えているため、今回の支援にペット用品が含まれることは住民の皆さんの安心を担保するものであり、行政にとっても民間企業のご支援はよりよい避難環境の確保につながります。
これから共に協力し合いながら災害に強いまちづくりに努めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」