favyは、飲食店の仕入れに関わる課題を解決する取り組みの第一弾として、伊藤忠商事、司企業(以下、ツカサ)と協業し、8月18日よりテイクアウト容器をサブスク(定期通販)で提供する専門通販サイト「包材屋(ほうざいや)」をオープンすると発表した。
包材屋では、定番のテイクアウト容器を、フォークやスプーンなどの食器類とセットで、「週に1回」「4週に1回」などの頻度を設定して購入することができる。
通常ひとケース数千個単位で購入しないと割高になりがちな容器を、100個程度の小さい単位で購入でき、定期ルート配送により、指定曜日に店舗に届けてもらうことが可能とのことだ。
飲食店では、肉や野菜など鮮度が落ちやすく、価格や重量の変動が激しい原材料を使う上、原材料から最終商品までの工程が多いため、他の小売業で行われている「棚卸し(在庫管理)」が機能しにくく、食品ロスや販売機会の損失が起こりやすいという。
favyでは、キャッシュポイント(収入源)を増やすことでの飲食店の経営安定化を提案してきたが、今後は「在庫の適正化」の重要性にも着目し、これを改善するサービス群を、メーカー、流通各社と協業して開発していくという。
飲食店の在庫適正化を実現するサービスの第一弾として、飲食店向けのテイクアウト容器をサブスクリプション型(定期通販)で提供するのが包材屋とのことだ。