サイバーエージェントのAI事業本部は、小売DXセンターにおいて、店内販促効果を最大化する電子POP掲載管理プラットフォーム「CyberPOP」の提供を開始すると発表した。
CyberPOPを導入することで、小売店舗に設置した全ての電子POPの掲載内容をネットワーク上で管理することが可能になり、店舗スタッフがスマートフォンやタブレットなどからいつでも簡単に切り替えることができる。
店舗独自のキャンペーンやタイムセールなどの告知、商品の購買や併せ買いを促す訴求など、店舗毎の来店客の属性や在庫状況も加味したタイムリーな運用によって店舗売上(日販)の向上や食品ロスの最小化に寄与。デジタル化によりPOPの作成や設置、張り替えが不要となり、オペレーションの省人化にも繋がるという。
またAIカメラの活用により、これまで難しかった店舗販促施策の効果検証が可能になり、顧客行動データの分析結果に基づいた運用や施策検討ができるようになっているとのことだ。
CyberPOPは、小型タイプ、大型モニター、STBなど様々な種類を取り揃えており、店舗毎に最適な電子POPをネットワーク込みで提供するという。
今後もでは、小売企業における店内販促のデジタル化を推進することで、店舗の売上向上やオペレーションの省人化へ貢献していくとしている。