大戸屋ホールディングスは、取締役会において、オイシックス・ラ・大地と業務提携契約を締結することを決定し、8月14日付で業務提携契約を締結したと発表した。
今回締結した業務提携は、大戸屋ホールディングス社が中期経営計画で示した利用者のニーズに応じた商品・店舗・新規チャネルの開発、販促施策の実行の一環として行うものであり、新型コロナウィルスの感染拡大やその後の行動様式の変化も踏まえた利用者のニーズにも合致するものと考えているという。
オイシックス・ラ・大地は「Oisix」、「らでぃっしゅぼーや」、「大地を守る会」等のブランドで、宅配事業を核として、ウェブサイトやカタログでの有機野菜や特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食材・食品およびそれらの食材を利用した調理を可能とするミールキットの製造・販売を行っている。
グループ全体の会員数は、30万人を超え、食品の宅配需要が高まる中、安定的な出荷体制構築や多様化する利用者のニーズに対応した商品提供力強化に取り組んでいるという。
両社は、共に、食の美味しさ、安全・安心および利用者の健康を第一に考える企業文化・企業理念を有しており、両グループの事業を更に発展させることで、両グループの企業価値および株主価値の向上を図ることができるという結論に至り、業務提携契約の締結に至ったとのことだ。
また、同社は、この業務提携により、同社の中期経営計画の達成に向けた取り組みを加速し、引き続き、徹底した利用者目線で企業価値向上に取り組んでいくとのことだ。