Facebookは、企業、クリエイター、教育者、メディア発行者がFacebookのオンラインイベントから稼ぐ機能を開始すると発表した。

これにより、ページの所有者は、オンラインイベントの作成や価格の設定、イベントの宣伝、支払いの回収、イベントの主催をすべて1か所で行うことができるようになるという。

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、ソーシャルディスタンスの確保が必要であることを受け、多くの企業やクリエイターがイベントやサービスをオンラインにし、顧客と繋がり、新しい顧客にリーチしているという。

オンラインでのサービスは、ライブビデオやインタラクティブな体験にさらに依存しており、同社は、6月には、Pagesからのライブブロードキャストが昨年の同時期と比べて2倍になったとしている。

有料のオンラインイベントは、マーケティング、支払い、ライブビデオを組み合わせることで、企業のエンドツーエンドのニーズを満たすことができる。

また、Facebook Liveでイベントをホストして幅広い視聴者にリーチすることもできるとしている。

同社は、メッセンジャールームで有料イベントをテストし、企業がFacebookを使用してエキスパートトークや雑学クイズ、ポッドキャストレコーディング、ボクシングの試合、料理教室、親密な出会い、フィットネスクラスなどを主催するのを見てきたという。

さらに、ビジネスとクリエイターをサポートするための有料オンラインイベントの料金免除を発表。Facebook Payを展開している国のAndroidでの取引の場合、中小企業は有料のオンラインイベントから得られる100%を収益とすることができるとしている。なお、iOS上では30%の手数料がかかるとのことだ。