ランサーズは、フリーランス100万人以上が利用する「Lancers」に7月31日時点で登録している副業・複業者を対象に、利用状況調査を実施し、その結果を発表した。

調査によると、副業・複業でランサーズを利用している登録者の3割が在宅勤務が推奨された2月以降に副業・複業を開始したことが明らかになったという。

3割が2月以降に副業・複業を開始

副業・複業を開始した時期についての質問では、3割が新型コロナウイルスの感染が拡大し、在宅勤務が推奨された2月以降に副業・複業を開始したと回答。

副業・複業を開始した理由としては、「収入減少のため」が最も多く14.5%、2番目が「スキルアップのため」で9.2%となった。同社は、将来の不安や、コロナ禍で人生を見つめ直した結果、通勤時間の減少等で浮いた時間に副業・複業を開始した人が増加したと推測している。

副業・複業者の約3割が「会社で役職あり」

また、今回の調査では、2月以降に仕事を開始した副業・複業者の約3割が本業で働く会社で役職についていることが明らかとなった。

本業で役職についている登録者は、エンジニア、コンサルタント、マーケターといった専門職種で副業・複業を行っている割合が全体の平均と比較して高く、特にコンサルタントは平均の2倍以上になっている。

【調査概要】
回答者:ランサーズに登録している副業・複業者 1,490人
調査期間:2020年7月22日~8月2日