ディー・エヌ・エー(以下 DeNA)とデータホライゾン(以下 DH)は、両社で一体となり生活者の健康寿命の延伸と医療費のプライマリーバランスゼロを目指すことを目的とした資本業務提携契約を締結したと発表した。

DeNAはヘルスケア事業として、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」などの生活者向けのヘルスケアサービスの提供を通じて、利用者が楽しみながら使い続けられ、日常生活の中で健康増進をサポートするサービス運営とそれに基づくデータ分析に強みを持っている。

一方DHは、自治体の医療ビッグデータの標準化、データ分析、糖尿病性腎症の重症化予防管理事業に強みをもち、高い分析力を活かし、重症化予防管理事業のPDCAサイクルを回すことでプライマリーバランスゼロに大きく貢献してきた。

両社の具体的な取り組みとして、これまでの国民健康保険向けヘルスアップ事業等、自治体向けの事業展開だけでなく、健康保険組合向けの保健事業や、これらの知見を踏まえた医療費のプライマリーバランスにも貢献するようなデータの利活用事業についても取り組んでいく予定とのことだ。

なお、今回の提携によりDeNAは、DHの普通株式306,700株(発行済み普通株式の8.60%)を8月21日付けで1,534百万円で取得する予定としている。