パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティングは、米国スポーツ専門チャンネルFor the Fans 「FTF」とアメリカ国内における2020年のパ・リーグ主催試合放送の契約に合意し、パ・リーグ6球団揃って初となるLIVE放送が開始となることを発表した。
パ・リーグ6球団は、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス。
現在、世界のスポーツ界も例外なく新型コロナウイルス感染症拡大の影響を多分に受けており、これまでのスタジアム来場中心のビジネスモデルから、来場に捉われない新規ビジネスモデルの構築が大きな課題の1つとなっている。
同リーグにおいても、テレビやインターネットを通しての観戦は来場に捉われないモデルに注力すべきであると考えていたところ、今回縁があり米国スポーツ専門チャンネルFor the Fans 「FTF」とパートナーシップ契約を結び、パ・リーグ主催試合のLIVE放送を実現することとなったとのことだ。
パ・リーグ6球団とパシフィクリーグマーケティングは、今回の米国でのパ・リーグ主催試合放送を、米国の野球ファンに向け、日本のプロ野球、パ・リーグを知ってもらう機会としたい他、米国でプレーする野球選手にもパ・リーグが周知され、将来的にプレーするきっかけになればと考えているという。
なお、契約期間は2020年8月-2020年11月。クライマックスシリーズを除くパ・リーグ主催の公式戦200試合以上を放送するという。