ドコモ、プログラミング教材の提供開始 小学校での必修化に対応

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NTTドコモ(以下、ドコモ)は、教育現場におけるプログラミング教育の普及をめざし、さまざまなセンサーデバイスと、プログラミング学習で広く普及が進む「Scratch」を活用した小学生向けプログラミング教材「センサープログラミングPIoTTM(ピオット)」を、自治体や小学校向けに提供開始した。

同教材は、小学校教育における多様な授業に対して、プログラミング導入を容易にする小学校向けのパッケージ教材。

教育現場において手軽に活用できるよう、小学校で広く普及しているScratchをベースに開発したアプリケーション「Sensor Programing App」、「センサー」、先生を支援するための「動画コンテンツ」を1つのパッケージとして提供するという。

同教材を活用することで、たとえば、新学習指導要領に例示されている、センサーを活用する理科の授業「電気の利用」をはじめ、空気の温まり方の測定や光の性質を調べる授業など、センサーの組み合わせ次第で、さまざまなプログラミング学習が可能となる。

身近なデータを使ったリアルなプログラミング体験ができるため、児童は身の回りの事象に興味を広げることができ、授業理解度を深めるとともに、2020年から小学校で必修化されたプログラミング教育の目的であるプログラミング的思考を広い視点で習得できるとしている。

同社は、今後も同教材を活用し、学校教育におけるプログラミング教育を支援していく方針を示している。

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