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JTB「バーチャル修学旅行360」を開発 全国の学校へ受付を開始

JTBは、リアルとVRを融合させた新感覚体験型旅行「バーチャル修学旅行360」を開発し、8月31日より全国の小学校、中学校、高等学校を対象に「京都・奈良編」の予約受付を開始することを発表した。

今回予約受付を開始する「京都・奈良編」は、(1)360度VR映像体験、(2)オンライン交流、(3)伝統文化体験、(4)お土産販売、(5)その他オプションの5つで構成されており、子どもたちはこれらすべてを学校の教室や体育館などで体験することができるという。

VR技術による360度の没入感あふれる映像体験と、バスガイド・女将などリアルタイムでのコミュニケーションによるオンライン双方向交流、ものづくり体験やお土産購入などを組み合わせることによって、子どもたちには本当に修学旅行に来ているかのような感覚を味わってもらえるよう工夫したとのことだ。

360度VR映像体験では、このプログラム用に撮影した京都、奈良の寺社仏閣等の360度映像を、スマホに取り付けた簡易ゴーグルを使って教室で視聴する。

オンライン交流では、舞妓、旅館の女将、バスガイド、タクシー運転手など、修学旅行で出会うはずだった様々な人々と、学校からオンラインを使って交流。

伝統文化体験は、清水焼、漆器、扇子、友禅染などの伝統工芸体験や、着物、能などの伝統文化体験を学校で実施するという。

また、お土産販売では、参加する子どもたちに、修学旅行ならではの思い出に残るお土産を用意し、自分で好きなお土産を選んで追加購入できる仕組みも提供するとのことだ。

同社は今後、「バーチャル修学旅行360」(京都・奈良編)のコンテンツの拡充、および他方面のプログラム開発にも取り組んでいく方針を示している。

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