ナイキは、大坂なおみ選手とローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団(以下、ローレウス財団)と、遊びとスポーツを通じて女の子たちの人生を変えるプログラム「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」(以下、プレー・アカデミー)を設立した。
プレー・アカデミーは、ナイキが実施している東京の子どもたちに体を動かす機会を提供するMade to Playの取り組みを基盤とし、女の子たちが遊び、スポーツをする機会の創出をさらに促進することを目的としている。
東京は、女の子が15歳までにスポーツを止めてしまう割合が世界の中で最も高い都市の1つで、男の子がスポーツを止めてしまう割合の2倍以上だという。
プレー・アカデミーは、従来の性に基づく固定観念を脱却するスポーツ体験を通じて、女の子たちに公平な機会を与えることを目指す。
また、楽しく有意義な遊び体験に焦点を置き、若い女性たちに模範となることを促し、ジェンダーの平等に関する研修を受けたコーチを採用するなど、科学的根拠に基づく手法を用いて、女の子たちのスポーツ参加を向上するよう取り組んでいくとしている。
今回、大坂なおみ選手は、強力な協力者が必要であることを認識し、ナイキとローレウス財団に加え、ボディーアーマー・スポーツ・ドリンクおよびヨネックスとも連携。女の子を取り巻く環境の変革に取り組む賛同を得たとのことだ。
プレー・アカデミーを通じた助成金プログラムは既に計画中で、遊びとスポーツを通じて女の子たちの生活向上に取り組む日本を拠点とした地域団体に、ナイキパートナーであるローレウス財団を通じて資金提供やジェンダー平等研修を提供することで支援が行われる。
大坂なおみ選手は「私は、プレー・アカデミーを通じて、女の子がスポーツや遊びをすることで喜びを感じ、自分たちの潜在能力に気づくことを願っています。そうした女の子たちが、また次の世代が目指すようなロールモデルとなれるのではないでしょうか」とコメントしている。