横浜DeNAベイスターズとKDDIは、新型コロナウイルス感染症の影響により球場への来場人数が制限される中、先端テクノロジーを活用して、自宅にいながら球場の雰囲気を味わい、選手を応援することができる国内初の「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを8月11日に実施すると発表した。
バーチャルハマスタは、バーチャル空間上にもうひとつの「横浜スタジアム」の一部を構築し、自宅からスマートフォンやパソコン、VRデバイスを使ってバーチャルハマスタに来場できる。
また、オリジナルのアバターを使い、バーチャルハマスタ内を自由に動き回りながら、他のファンとコミュニケーションも取ることができ、一緒に応援するなど球場の雰囲気を楽しめる次世代型のスポーツ観戦となっている。
今回のトライアルでは、球団OBおよびゲストによる試合の生解説や限定企画も行い、選手をより詳しく知るためのコンテンツや、シーズンのハイライト映像なども楽しめるとのことだ。
今後、横浜DeNAベイスターズとKDDIは、au 5GやIoTを活用した「スマートスタジアム」の構築に加え、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響などによる、プロ野球を取り巻くさまざまな環境下においても、持続可能なファンコミュケーションの在り方を合わせて検討していくという。
また、バーチャルハマスタの機能拡充を進め、先端テクノロジーを活用したプロ野球における次世代型スポーツ・エンターテインメント体験の創出を通じて、国内スポーツの発展に貢献していくとしている。