日本コカ・コーラと、全国5社のボトリング会社等で構成されるコカ・コーラシステムは、リサイクルPET素材を応用した簡易フェイスシールド約11,000枚を製造し、公的団体を通じ全国の医療機関などへ寄贈を開始した。

今回の簡易フェイスシールド製造は、国内で回収された使用済みPETボトルをリサイクルした素材を用い、ウツミリサイクルシステムズの協力によって実現したという。

同品は公的団体を通じ、医療機関などへの無償提供を予定。個人への販売や、医療機関への直接の提供は実施しないとしている。

また同時に、システム各社において対人接触が必要な日常業務などで活用する予定とのことだ。

同社は「このたび製造するフェイスシールドが医療従事者の皆様やシステム従業員の健康・安全管理をサポートすると同時に、プラスチック資源循環の側面からリサイクルPET素材の製品化における幅広い可能性を示唆する事例となれば幸いです。」とコメントしている。