ナイキが、“You Can’t Stop Us”キャンペーンのムービー第3弾を発表した。

同ムービーには、ミーガン・ラピノー選手、レブロン・ジェームズ選手、大坂なおみ選手など36組のアスリートが出演している。

ダイナミックな画面分割で、36組の異なるスポーツのアスリートの同じ身体の動きが展開されている同ムービー。4,000本以上の映像をリサーチして作られたモンタージュ画像は、世界中のアスリートの共通項を浮き上がらせているという。

ナレーションには、女子サッカーのミーガン・ラピノー選手。インスピレーションの源泉としてスポーツをセレブレートしていくとのことだ。

また、同社は、ジムの閉鎖や、スタジアムから人がいなくなったとしても、アスリートが前進することや自身の声を生かして変革を進める動きを止めることはないとし、スポーツは公平な環境とはどのようなものであるかを提示し、ひいては良い未来が実現可能であることを気づかせてくれるとしている。

同ムービーのフィルムには、24種類のスポーツが登場し、アスリートの人数は53人。リサーチを行なったスポーツの動きは4,000で、フィルムに採用された動きは72であるという。

You Can’t Stop Usのムービーは以下。

また、今回ナイキは参加したアスリートからのメッセージを紹介。

ミーガン・ラピノー選手

「プレイヤーはピッチに戻るでしょうが、私たちがかつての日常に戻ることはありません。私たちに求められているのは、この世界がどうなるのか、改めて構想を描き、より良くしていくことです。街中には自分たちの意見を挙げる人たちがおり、そうした意見は人々の耳に届いています。私から皆さんへのお願いは、このような時期を大いに活用し、決してあきらめないで欲しいということです。私は誰もが変化を訴える責任を負っていると信じています。」

大坂なおみ選手

「スポーツは私に、人と違っていてもいいということ、そして誰かの枠に自分をあてはめなくてもいいということを教えてくれました。私がコートに出る姿を自分に重ねてテニスラケットを手に取る少女が一人でもいれば、それは私にとって大きな勝利です。」

キリアン・エムバペ選手

「今回のキャンペーンに参加できたのをとても誇りに思っています。この数ヶ月間は、強さとは何か、そして皆で一緒に困難を乗り越えて進化していくことの必要性を教えてくれました。」