Zホールディングス(以下、ZHD)、およびZフィナンシャル(以下、ZF)は2020年秋以降順次、ZHD傘下またはZHDが出資する金融事業会社6社の社名、およびサービス名を「PayPay」ブランドに統一することを決定したことを発表した。

ヤフーは、提供するオンラインサービスへのPayPay決済の導入や「PayPayボーナスライト」などの特典の付与、eコマースサービス「PayPayフリマ」、「PayPayモール」の開始など、昨年よりPayPayと強固に連携することで、コマース事業の成長を加速させているという。

今回、わかりやすい名称とすることでユーザーが親しみをもってサービスを利用できるよう、社名やサービス名をPayPayブランドに統一するに至ったとしている。

また、今回のブランド統一により、銀行やクレジットカード、保険など、ZHD傘下またはZHDが出資する金融事業会社が提供する金融サービスについてもPayPayとの連携を強化し、金融事業を成長させていくとのことだ。

なお、2020年秋以降に順次実施されるPayPayブランドを冠した社名変更は、各社株主総会により承認可決されることおよび必要に応じ所管官公庁の許認可等が得られることを条件として実施される予定。

同社は今秋より、PayPayカードのキャンペーンをはじめ、ブランド統一にあわせ各種キャンペーンを順次実施する予定を示している。