ウェザーニューズは、ラクスルと協業を開始し、ラクスルが運営する広告プラットフォーム「ノバセル」において、ウェザーニューズが展開する高精度な気象データサービス WxTech(TM)サービスを導入した、全国エリアを対象とした「天気連動型テレビCM」の提供サポートを開始すると発表した。
天気連動型テレビCMでは、ウェザーニューズが提供する高精度な天気予報データを元に、放映エリアと時間の天気に合わせたクリエイティブを選択し、最適な放映を行うことができる。
さらに、天気に合わせたクリエイティブの放映後に、テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」を活用して即時の効果測定を行うことで、効果検証を回しながら広告効果の最適化を実現する。
天気によって変化する人の消費購買行動を、テレビCMによって更に後押しすることで、企業の新たなマーケティング活動を支援するという。
過去に同社がデジタル広告を運用する中で、クリエイティブやその日の天気によって、ダウンロードの獲得数に大きな差があったという。このことからテレビCMも天気予報と連動させて運用することで効果の最大化ができると考え、今回、「ノバセル」のサポートのもと、独自の高精度気象と最新テクノロジーを組み合わせて、マーケティングを支援する「WxTechTM Marketing」(ウェザーテック・マーケティング)として天気予報と連動したテレビCMの取り組みを開始したという。
天気予報に基づいてクリエイティブの細かい差し替えを行い、放映効果をテレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」でリアルタイムに評価した結果、アプリのダウンロード数に大きく差が出ることが明らかになったとのことだ。
CMを放映するエリアと時間の天気を精度良く予測し、予測される天気条件において最も“刺さる”クリエイティブを選択することでCM効果を高め、さらに測定結果を元に高速でPDCAを回していくことでダウンロード数の更なる向上を実現したという。
今回、天気予報に連動したCM運用の効果をアプリ「ウェザーニュース」のテレビCM放映によって実証できたため、協業を開始し、同社が展開するWxTechTMサービスの一つとして、天気連動型テレビCMの提供サポートに至ったとのことだ。