Googleは、Chrome85(8月下旬に安定版に移行する予定)以降のバージョンから、Webページ上で「PDFとして保存」を選択すると、タグ付きPDFを自動的に生成する機能を提供する。
タグ付きPDFは、見出し、リスト、表、段落、画像の説明など、ドキュメントの構造に関するメタデータを含むPDF。
タグ付きPDFは、スクリーンリーダーを使用してPDFファイルにアクセスする視覚障害者など、障害を持つユーザーにとってよりアクセスしやすくなっているという。
同社は同機能により、「Chromeからエクスポートされたコンテンツをさらに多くのユーザーがアクセスできるようになることを願っている」とコメントしている。
なおこの機能は実験的に公開されており、順次すべてのユーザーに対して自動的に有効となるとしている。