ファミリーマートとユーグレナは、ファミリーマート一部店舗の使用済み食用油(廃食油)を原料の一部として活用した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を、ファミリーマートの配送車両に使用する循環型の取り組みを共同で実施すると発表した。
今回の取り組みでは、バイオ燃料製造実証プラントで製造するバイオ燃料の原料の一部に、横浜市内の一部ファミリーマート店舗で発生した使用済み食用油を9月以降再利用するという。
また、8月下旬より、ファミリーマートの配送車両で『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用開始する。
ファミリーマートでは、「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。
ファミリーマートは、ユーグレナが宣言した「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す「GREEN OIL JAPAN」宣言に賛同し、ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用することで、持続可能な社会の実現に貢献することを決定したとのことだ。
なお、今回の取り組みは、横浜市とユーグレナが取り組む「バイオ燃料地産地消プロジェクト」の活動の一環として位置付けられているという。