会津大学とNTT東日本は、東日本大震災からの復興支援のため、2012年6月に連携協力に関する基本協定を締結。以降、産学連携による地域活性化に向けた諸課題への対応やM2Mネットワーク基盤の構築・活用等に関する取り組みを行ってきた。
この度、東日本大震災から10年目と節目の年を迎えることに加え、新型コロナウイルスの影響により様々な変革を求められる「アフターコロナ」の時代が到来することを見据えて、これまで進めてきた地域課題解決・人材育成等の取り組みを更に加速させていくと発表した。
なお、これまでの連携協力に関する基本協定は維持・継続したうえで、新たに以下の取り組みを推進していくとのことだ。
AOI会議(※)を通じた地域課題解決及び地域活性化に向けた協働、自治体・地元企業との連携
・eスポーツなどを活用した地域活性化施策の検討 など
日本で最初のコンピュータ理工学専門の大学である会津大学の優位性を活かした人材育成事業
・サイバーセキュリティ講座の協働運営を通じた人材の育成
・インターンシップ等を通じたキャリアデザイン形成への協力 など
会津大学およびNTT東日本は、今後これらの取り組みを通じて福島県域を起点とした日本の産業活性化と地域課題の解決に寄与していくとしている。
(※)会津オープンイノベーション会議(AOI:Aizu Open Innovation会議)