トヨタ自動車（以下、トヨタ）は、2020年6月・1－6月のトヨタ、ダイハツ工業（以下、ダイハツ）および日野自動車（以下、日野）の販売、生産、輸出実績を発表した。
グローバル販売において、6月単月は、前年比84.0％まで回復。
中国が3ヶ月連続で前年超えしたことに加え、欧州（88.5％）が主要国を中心に好調で5月に続き回復傾向、日本（77.3％）も緊急事態宣言（4月7日から5月31日）の終了に伴い、6月から回復傾向となった。
また、4－6月は69.0％と、5月の当初想定を上回るペースで回復したという。
グローバル生産において、6月単月は前年比76.0％まで回復（4月が49.2％、5月が45.6％）。
これは、主に、中国（4月 ： 127.8％、5月 ： 113.5％、6月 ： 121.6％）、北米（4月 ： 稼働無し、5月 ： 21.5％、6月 ： 91.6％）、欧州（4月 ： 0.8％、5月 ： 41.1％、6月 ： 96.1％）が牽引したとされている。
さらに、LEXUSブランド車の6月単月のグローバル販売は約64,000台と、6月として過去最高を記録。これに至っては、特に中国が牽引し、全体の約34％を占める約22,000台を販売したとのことだ。
1－6月で最も売れたトヨタ車はRAV4で、グローバルで約426,000台を販売。主要市場の北米に加え、中国では約72,000台（前年同115％）と好調であるとしている。
なお、これらのデータは、発表日時点での公表実績となっており、発表日以降に修正がある場合もあるとしている。