ラクスルとフィールズは、実店舗を持つ広告主の業務効率化と広告効果最大化に寄与することを目的に事業提携したと発表した。

今回の提携により、フィールズグループが開発したWEB広告とチラシ広告を一括して管理・配信できる広告プラットフォーム「Optimize(オプティマイズ)」によるサービスを提供するという。

Optimizeは、最適な集客プランで分析・実行・検証ができるプラットフォーム。同プラットフォームでは、WEB広告および新聞折込チラシ広告の入稿・配信(配布)までがオンライン上で一括で管理できる。

予算の管理・広告効果の検証がしやすいほか、広告主がプラットフォーム上で操作するだけで広告配信できるため、広告データ入稿~配信までのタイムラグを少なくすることができるという。

また、同プラットフォームは全国のスマートフォン利用者の “趣味趣向ビッグデータ” と“位置情報ビッグデータ” を活用し、顧客になり得るユーザー情報を蓄積しているため、広告主にとって最適な配信対象者・配信エリアを提示できるという特長がある。

これにより、広告主は最適化されたターゲット層へ、“無駄なく”広告を配信(配布)することが可能になるとのことだ。

ラクスルは、少ロット・低価格でオンライン上で印刷から配布までワンストップで提供している。昨今は、スマートフォン利用者の増加に伴い、オンラインのWEB広告ニーズが年々伸長してるという。

一方、実店舗への集客を目的として、新聞折込やポスティングといったチラシは、スマートフォン非活用者や高齢者層の目に留まりやすい広告として依然として重要視されている。

そこで、これらオンラインのWEB広告およびリアルのチラシ広告を一括で管理できるプラットフォームを開発することで、実店舗をもつ広告主の業務効率化と広告効果に貢献できると考え、フィールズと事業提携に至ったとのことだ。