SNS「Snapchat」を運営する 米Snapが、CitizenSnapレポートを公開したことを発表した。
同レポートは、Snapが社会的責任や環境的責任をどのように果たしていたかを詳しく説明するもの。
具体的には、多様性や公平性を重視するために、投票イニシアチブをグローバル化し、28の加盟国への青少年有権者の参加を後押しするEU選挙キャンペーンを開始したこと、学生向けのSTEMキットの組み立てや会社主催のサービスプロジェクトに10,500時間以上を費やしたことなどを報告。
また、Snapchatプラットフォームでは、いじめ防止、メンタルヘルス、自殺防止を優先し、リーダーシップチームの多様性を高めたという。
さらに会社における社会的責任として、年間70,000ドルを超える生活賃金を、職務に関係なくすべての従業員に支払うことを約束したことも報告した。
環境面においては、Snapchatアプリで、エネルギー使用量を削減し、適格なオフセットを購入することで、カーボンニュートラルに変更し、カフェの使い捨て品を29%削減したという。
同社は、このレポートの公開にあたり
「私たちは、私たちの声や私たちの企業特性を使って、私たちの国の将来に必要な投資を提唱します。貧困を緩和し、教育の機会を提供し、必要なデジタルインフラストラクチャを構築し、歴史の不正に立ち向かいます。(中略)私たちは、私たちのチームのすべてのメンバー、コミュニティ、そしてパートナーたちが、それぞれの個性をきちんと理解され、高く評価されるようにしたいのです。」
とコメントしている。