ソフトバンクのグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズは、オンライン健康医療相談サービス「HELPO(ヘルポ)」の提供を、7月29日から開始したと発表した。
HELPOは、スマートフォンアプリなどを通して、オンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入がワンストップでできるヘルスケアサービス。サービス開始時は法人や自治体向けに提供するとのことだ。
ソフトバンクは、「Beyond Carrier」戦略を掲げ、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に注力。企業の働き方改革や物流、ヘルスケア領域などで、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいる。
2018年10月に、同社は、この事業戦略をヘルスケア領域でさらに推進するため、ヘルスケアテクノロジーズを設立。サービス提供に向けた準備を進めてきた。
そして今回、病気の予防や未病、健康増進に役立つ機能をワンストップで提供するヘルスケアサービスであるHELPOの提供を開始。
同サービスでは、スマートフォンなどから健康に関する悩みをチャット形式で気軽に相談できる他、利用者の目的に合った病院の検索や一般用医薬品の購入ができるという。
また、24時間365日、健康に関する相談をチャット形式で行うことができ、ヘルスケアテクノロジーズに所属している医師や看護師、薬剤師などがスピーディーに回答するという。
そのほかにも、アプリ上の地図から、条件に合う病院や診療所を簡単に検索でき、診療科によるフィルタリングやオンライン診療、夜間診療、女性医師の在籍の有無、またクレジットカード対応の可否など、豊富な条件設定で検索が可能。
適切な診療科が分からない場合は、オンライン健康医療相談での相談もできるという。
また、専用ECサイト「ヘルスモール」で、一般用医薬品や健康食品、化粧品、日用品などの購入が可能であるとしており、24時間注文を受け付け。午後5時までの注文であれば、当日中に配送するという。
なお、対象エリアは、東京都23区。今後、エリアを順次拡大していくとしている。