住友商事、丸紅ら4社で独占開発権を取得 ミャンマーでプロジェクト推進

Myanmar

住友商事は、丸紅、三井物産およびEden Group Co., Ltd(以下、エデングループ)と共同で、ミャンマー ヤンゴン管区ティラワ地区におけるティラワLNG To Powerの独占開発権を付与する通知書(以下、NTP)をミャンマー電力エネルギー省(以下、MOEE)より受領したことを発表した。

同プロジェクトは、ミャンマーで最大規模となる1,250メガワットのガス焚き火力発電所および陸上LNG貯蔵・再ガス化設備を建設・保有・運転するものだという。

長期売電契約に基づき、商業運転開始後25年間にわたりMOEE傘下の国営電力発電公社に対して売電を行う。

燃料となるLNGの調達、輸送および貯蔵・再ガス化も事業の範囲に含む予定としている。

今後、4社はNTPに基づき、案件の実現可能性を調査するとのことだ。

ミャンマーでは、急速な経済成長に伴い電力需給が逼迫しており、海外企業のIPP事業による改善が期待されているという。

なかでも、ヤンゴン管区ティラワ地区には、住友商事が開発・運営を手掛ける工業団地が位置するティラワ経済特別区があり、ミャンマー国内屈指の電力需要地となっている。

住友商事は、これまでに培ってきた総合商社の幅広い知見とネットワークを生かして同プロジェクトを推進し、ミャンマーにおける電力の安定供給に一層貢献していく方針を示している。

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