米Twitter社が第2四半期決算を発表。新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響により、Twitterの収益化可能な1日のアクティブユーザーの平均(mDAU)が、前年比34%増の1億8,600万人となり、ユーザー数の伸び率が過去最高だったことを明かした。
しかしTwitterの収益の82%を占める広告の売り上げは23%減少し、5億6,200万ドルという結果に。売上高は19%減の6億8,300万ドル、純損失は12億ドルとなった。これは新型コロナウイルスの影響により企業の広告取り下げが急増したことが原因と考えられるという。
同社CEOのジャック・ドーシー氏は、業績発表後の電話会見で、「広告ビジネスを補完するためのサブスクリプションなどのアプローチ」を模索していると述べたが、ユーザーに課金を求めることができるほどの品質のサービス提供のためには非常に高いハードルがあり、構想についてはまだ初期段階であると説明した。