ヤフーとBS日本が、ヤフーが運営するオンラインショッピングモール「PayPayモール」に、BS日本が運営する「BS日テレShop」を出店したことを発表した。
「BS日本Shop PayPayモール店」は、BS日テレで放送中の「ももクロと行く!」や「NERV購買部第4BS出張所」などの通販番組と連動し、番組で紹介するアイテムを販売する店舗。
番組内に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取ると、同店舗のページへ遷移し、視聴者は番組を見ながらリアルタイムに該当商品を購入することが可能になる。
番組内でQRコードを表示する取り組みは、7月25日放送の「ももクロと行く!」から実施。テレビ番組とオンラインショッピングが連携することにより、番組で紹介される商品の購入をスムーズにし、利便性を向上させるという。
なお、テレビ通販番組がPayPay モールに直接誘導するQRコードを表示するのは、テレビ通販業界では、初の取り組みになるとのことだ。
同社は、2019年春より本格的に自社が販売主体となる通販事業に取り組んでおり、今後、この取り組みからテレビ通販でのPayPayモールやPayPayとの親和性を高めることで、ユーザーへのサービス向上を目指していくとしている。
またヤフーも、これまでオンラインではリーチできなかったユーザー層に商品を訴求することにより、新規ユーザー数の拡大を期待しているとのことだ。