ソニーは、クリエイティビティとテクノロジーを体験する機会の提供を通して、あらゆる子どもたちの好奇心を拡げ、創造性や問題解決力、多様性を受け入れる力の向上をサポートする教育プログラム「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」を開始すると発表した。
リアルの場に加えてオンラインでのワークショップ実施やコンテンツ提供により、新型コロナウイルス感染症の影響で子どもたちの学習環境が変わる中、持続可能な教育にも貢献するとしている。
CurioStep with Sonyは、同社の科学教育支援活動「ソニー・サイエンスプログラム(以下、SSP)」をリニューアルしたプログラム。
ソニーグループの製品やコンテンツ、技術などを活用し、これまでの科学教育に加え、プログラミングやエンタテインメント、アートなど「STEAM」教育へ領域を広げたワークショップを実施するという。
クリエイティビティとテクノロジーを体験する機会の提供を通して、一人一人の好奇心を引き出し広げることをサポートし、子どもたちの好奇心が行動力を伴い、将来の夢や社会を動かすチカラにつながっていくことを目指すとのことだ。
また、SSPで実施していた同社グループの多様な人材を活かし、社員がボランティアで講師やスタッフを務めるワークショップも継続して行うことで、子どもたちが多様な価値観に触れる機会を届けていくという。
同プログラムは、今年度は日本を中心に実施し、今後海外拠点を含むグローバルでの展開も予定しているとのことだ。
また、同社は今後も、長年にわたり「For the Next Generation」をスローガンとしてグループ全体で取り組んできた次世代を担う子どもたちへの教育の機会提供をさらに強化していくとしている。