東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、東武タワースカイツリーと東京2020スポンサーシップ契約を締結したと発表した。

オリンピックのスポンサーシッププログラムは4つの階層からなり、最上位のものがIOCのオリンピックパートナープログラム。このプログラムにより東京2020を支援しているワールドワイドオリンピックパートナーは、コカ・コーラ、Airbnb、アリババ、アトス、ブリヂストン、ダウ、GE、インテル、オメガ、パナソニック、P&G、サムスン、トヨタ、ビザの各社。

その他の3つの階層は国内向けのスポンサープログラムになり、国内最高水準の東京2020ゴールドパートナー、東京2020オフィシャルパートナー、東京2020オフィシャルサポーターからなるという。

東京2020が実施するマーケティングにおいて中核となる国内契約スポンサーは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を含む、12月末までのオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団に関するパートナーであり、呼称やマークの使用などをはじめとした権利を行使することが可能になる。

今回東武タワースカイツリーは、スポンサーシッププログラムの「東京スカイツリーの電波塔および展望台の運営・管理」の契約カテゴリーにて東京2020オフィシャルサポーターの契約を締結した。

東武タワースカイツリー代表取締役会長兼社長である岩瀬 豊氏は以下のように述べている。 

このたび、東京2020オフィシャルサポーターとして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に参画できますことを大変光栄に思います。

新型コロナウイルス感染症を乗り越えて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に希望を求める中、東京スカイツリーは、世界一の高さを誇る自立式電波塔として社会を支えるとともに、復興の灯火となる東京の新しいシンボルとして、新しい日本の文化と情報を発信し、今大会の成功に貢献してまいります。

また、東京2020組織委員会会長である森 喜朗氏は以下のように述べている。

このたび、東武タワースカイツリー株式会社を東京スカイツリーの電波塔および展望台の運営・管理のパートナーとしてお迎えできることとなりました。

2013年の招致活動の頃から東京のシンボルとして協力いただいたスカイツリーが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、経済活動等の回復にも時間を要することが想定されるなか、コロナ禍を乗り越えた人類の団結と共生の象徴として厳しい試練に打ち克つ希望を表すようにも思えます。

東武タワースカイツリー株式会社と協力しながら、くじけることなく前を向いて、新たな目標の実現を目指してまいります。